先日行った個人で経営されてるお店に行ったら、
「私たち結婚しました」みたいな写真が壁いっぱいに貼ってあった。
名前も公表(?)されていて、
個人情報もくそもないなぁと思ったのだが、
たぶん貼ってある人たちはそれをOKしたんだろうから、
こちらが文句をいうことはないんだろう。
でも、見てるこっちはなんだかなぁって感じだった。
あの「わたしたち結婚しました」というのに違和感がある。
なんだか無理やり「幸せです」と言わされたような違和感だ。
すごく嘘っぽい。
だいたい、結婚式自体も居心地が悪い。
十字架を前にした「誓います」っていうセリフにしらけるし、
神前式中に新婦が新郎の親戚側の席に移動することも
見ていて気持ちのいいものではない。
なんであんなことをするんだろうと思う。
でも、自分もあこがれていた時期があった。
なんでかさっぱりわからない。
結婚には幻想がなかった。
誰かのお嫁さんになりたいなんて思った事もない。
お嫁さんという言葉すらいやだ。
誰かと一緒に生きていくことには何の躊躇もないけど、
「結婚」という縛りが嫌だ。
それでもあこがれていたんだから、
あの気持は一体なんなんだろう。
わからないけど、結婚式はしてみたかった。
そう、してみたかったんだと思う。
で、してみた。
準備中に本気でやめたくなった。
めんどくさくなったとか、マリッジブルーだとかそういうことではない。
式をするということに、
みんなの前で愛を誓うということに嫌になったのだ。
できるだけ結婚式の形式にはのっからないようにしたけど、
家の中で「やっぱ無理~」とわめきながら準備をした。
終わってみて、式は親孝行だったと思っている。
それにあんなに親戚中がよろこんでくれるなら良かった。
もしそうでなければ、式を挙げたことは本当に後悔だけだっただろう。
2度としなくていいことが本当にありがたい。
壁の「結婚しました」カップルはそんな躊躇や揺れがなくて、
なんてノーテンキなんだろうと思う。
そしてそれが、私には不思議でならない。
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